和気と藤本泰司

医療機関、それも病棟に勤務する看護師であれば2交代制か、最近は3交代制の方が多いようですが、交代制を敷いて夜勤をこなしていくことになります。なくてはならない夜勤業務ですが、現場から医師や看護師も減ってしまいますし、それなのに、夜半に患者さんから腹痛など、体調の悪さを告げられたりなど、決められた作業以外の急な対応が増える傾向があります。そうこうしながらも、いつもの作業も必要ですから、結局その作業量はおおむね日勤よりも多くなるのが普通です。看護師として働くことは、ドラマのようにうまくはいかないのが現実です。通常業務のみでも大変忙しいのに加え、決められた労働時間以外の業務もあったりして残業しなければならなくなることが多いです。それでも、多忙を極めていてくたびれている時でも常に患者さんやご家族の前では笑顔を忘れません。つい先ほどまで愚痴をこぼしていたとしてもすぐに笑顔になれるので、時々、看護師は女優みたいだなと思うことがあります。スキルを上げて「有能な看護師になりたい」と願うのなら、答えは簡単です。経験を積む、これだけです。起こり得る様々なケースに、対応したマニュアルが完備されている、といったような生やさしいものではありません。ですから、実地に経験していくしかない、ということです。向上心の強い人などは、もっと学びたいという気持ちから新しい職場を探す、という人も少なくありません。規模の大きい病院に移って看護師スキルをさらに底上げを図ろうとする、ポジティブな考え方の転職ですね。看護師として働いて、もう数年になります。それで、ちょっと気になることがあって、看護師というのは喫煙者が多く、また、アルコールを好む人も多いのです。さすがに禁煙、分煙のお店も増えてくるなど、世間的にはタバコのイメージが悪くなっていることもあり、看護師の喫煙率も多少減ってはいるようです。でも、別の業界と比べてみたら、きっとまだまだ高い喫煙率を示すでしょう。また、お酒の席での看護師たちの酔いっぷりといったら堂に入っているといいますか、少なくとも白衣の天使というイメージは皆無です。こうなってしまうのも、いろいろとギリギリまで溜め込んでのことでしょうから、少しでも発散できるのなら、多少目をつぶった方が良さそう、と思いました。正社員として働く看護師もいれば、パート勤務を選ぶ看護師もいます。正社員の場合は月給制で、パート勤務なら、時給で支払われることがほとんどです。どのくらいの額かといいますと日勤の場合でおおむね1300円以上1800円くらいまでがパート看護師の時給としての相場です。パートの仕事の割には高い時給だと一見思えるかもしれませんが、仮にも専門職として、時には人命にも関わり、かなりの激務をこなしていることを思うと、かなり控えめなお値段ではないのか、と言いたくなります。新卒で勤め始めた新人看護師や、転職によって新しく働きだした看護師に、通常支払われるはずの残業代について出ないという職場があるといいます。ところで、雇用側が雇用者に残業代を払わないというのは、労働者が新人かどうかは別の話で労働基準法に反した行為です。就業時間の内にできなかった仕事を時間外にしているだけ、などと考えず、当然、働いた分のお金は、対価をもらう権利があります。知らない人が聞くと、暗号のような業界用語ですが、看護師の間で通じるそうした用語にエッセンという言葉があり、ほとんどの人には何の事かよくわからないでしょう。食事のために休憩するということを仲間うちだけに伝わるようにしたものでどこでもよく通用します。そもそもエッセンとは、というと、英語だとイート、つまり食べるという動詞で、ドイツ語だということです。この業界では昔、ドイツ語の単語や用語が多く使われていましたので、そんな時代の名残ですが、とにかく便利に多用されているようです。大変な激務と世間一般に認識されている看護師というお仕事の、その中身を少し見てみます。勤務形態でハードさの度合いも変わりますが、病棟勤務の場合だとかなり症状の重い患者さんもいますから、急に容態が変化してその処置に大わらわになったりしますし、術後でまだよく動けない患者さんの、身の回りの世話をするのも看護師の仕事です。急に手術の予定が入るようなことはしょっちゅうですし、少ない人員で仕事を回している夜勤業務の時間に幾度もナースコールが鳴り、駆け回ることもありますし、気の休まる時間はないくらいてんやわんやと忙しいこともあったりします。人材として需要が高いため、看護師は転職しやすいです。まず履歴書を、転職を希望する医療機関に提出して書類選考を受け、これに合格した後、多くの場合は面接という形になるでしょう。この面接において、自分がこれまで勤めてきた職場における経験や持っている技能について話をしたり、また質問されたりもすることになりますが、実務的なことの他に、仕事仲間として適格な人材かどうか、人間性も観察されることになるはずです。仕事上の能力や技能はもちろんですが、人間的な魅力なども相手側に知ってもらうことも大事なことなのです。病院に初めて看護師が就職を果たした時、どこに配属されるかは大変気になりますが、面接の際の希望をほぼ聞き入れてくれるところもある一方、人員配置を担当する人の考え方一つで決定されることもあり得ます。人員配置については、病院側の持つその人のデータから、そこが適任だと評価され、充分に考えられた配属であることが殆どです。もし、その配属先にどうしても納得がいかないのであれば、上司にそれを伝えて、相談してみることもできます。常に激務に晒されている印象のある看護師というお仕事ですが、その勤務時間は、世間一般よりも多少、やりくりしやすい部分があります。それもこれも、シフトがどうなっているかによりますが、時間休というものを取ることが簡単にできる傾向がありますので、育児と仕事の両立を図りつつ、なんとか勤務を続けていける、という手応えを得ている人がほとんどです。子供がいることで、予定外の急用ができたりと休みや早退もありがちなのですが、ともあれ働き続けていられるということは、きっと看護師という職業特有の勤務の形によるところがあるのではないでしょうか。補足としてですが、勤務時間は基本的には8時間となっています。以前はそれ程一般的ではなかった、看護師各々の能力評価ですが、近年ではだいぶ行なう病院が増えてきました。病院で働く看護師各自の、今の能力レベルを評価することを可能にするため、一からスケールを作っていった病院もあるようです。評価を行なうのは、毎月の病院や、じっくり時間をかけて一年に一度だけ、という病院もあります。こうして定期的にどう評価されているか知ると、以前と比べて良くなった点、次回に上げたい評価項目などを決めて仕事に反映させることができますから、高いモチベーションを保てます。要資格の専門職である看護師ですが、需要が高く、求人が途切れることは殆どありませんし、転職も容易です。きっかけが結婚や出産だったり単に私事からの転職もよくあるものの、中には、自らの看護師スキルをさらに向上させる目的の転職を考える人もいます。転職の動機がスキルアップなら、具体的な志望動機を示さないと転職させてもらえないことだってあるかもしれません。今よりもっと専門的な看護の知識を得たい、とか、設備の揃った総合病院で、最先端の看護を学びたい、などなど前向きな志望動機があれば良いでしょう。看護師の仕事をしていく中でもちろん辞めたくなることも少なくないでしょう。仕事そのものの失敗のみならず時には患者さんからの言葉にショックを受けたりすることもあります。しかしながら、やりがいを感じたり、仕事を続けていきたいと感じることも多くあります。時に厳しく、時に優しい諸先輩方。日々、いろいろな方々のおかげでやってこれているんだなあと思っています。止まらない少子高齢化の影響。とりわけ医療職に就く人たちがより必要性が高まると考えられています。そういった理由で今日でさえも看護師が不足していることが指摘されているのですが、しばらくの間はこの状態のままだろうと予想がつきます。毎年国家試験に合格して晴れて看護師となる人がたくさんいて、今なお看護師の数が十分でないのはなぜかというと働きづらい環境や待遇のままで一向に改善しないため、退職に至るということが一因だといえます。看護師は、他業種と比べても給金は良い方ですが、それでも、もっと収入を得たいと考えて、Wワークに挑む人もいます。一般的なほかの職業とは違って、ツアーナースやイベントナース、健康診断、人間ドッグのサポートというような単発の仕事や短期の仕事も、正によりどりみどりで、休日を利用してWワークをしたければ、できてしまいます。ただ、本業の医療機関においてWワークを禁じていることがあったり、大体、本業自体がとんでもない激務なのですから、無理をしてまで副業を行うのは、感心できません。休みを自由にとれて、自分のやってみたい仕事や働きたい施設などを選んで働ける、等などがあえて派遣で働くということを選んだ看護師にとっての、主なメリットでしょう。働く期間も様々で、単発、短期、それに当然、長期で働ける職場も数多くあり、いろいろある中から、自分に合ったところを選べます。なので、もしも看護師の仕事を探している最中なら望めば派遣で働くこともできる、ということも考慮に入れて仕事を探すと、選択肢がとても増えます。免許が必要な専門職である看護師は常に人手を探しているところもある程、需要の多い職業です。なので再就職を希望したら、それはすぐに実現できるでしょう。しかも、その際に気を付けてさえいれば、とても良い条件の仕事先を発見することもできます。最近スマホやPCで閲覧可能となっている専門的に看護師の求人などを支援するサイトも増えてきていますから、会員登録して上手く活用しながら自分にぴったりの仕事先を見つけることができるといいですね。看護師の働く職場では、人間関係が上手くいっている所は少ないと、当たり前のように囁かれたりしていますが、高い割合で女性の数が多い仕事場であることが、理由の一つであるようです。というのも、小さな集団を作って、気の合う者同士固まる傾向が女性には強くてあれこれと他人の噂話などを楽しむことがよくあり、どうやら女の人ばかりの仕事場では、そういったことは多いようです。慣れていないと、そんな環境に少々げんなりすることもあるかもしれませんが、そうなってしまうのも、女性の多い環境ならではのことだと知っておくだけ知っておいて、一歩離れた所から対処する姿勢を保つのも手です。「看護師」という書き方と、「看護士」という書き方があります。双方とも「かんごし」と読み、同じ読みです。漢字で表現した場合、どちらでも書くことができます。過去には「看護士」が男性、女性に対して使う時は看護婦、という様に区別がしっかりついていました。でも、2001年に法律が変わったことを契機として、性別に無関係に使用できる看護師の呼び名に一元化しました。毎日、看護師として頑張っている中、つらいこと、大変なこともあります。そのうちに、どこが楽な病棟なのかについて頭の中で検討していても、おかしなことではないでしょう。なかなか言い切るのは難しいのですが、比較的のんびりできる診療科としては、残業の少なさから、精神科、眼科、整形外科などがピックアップされるようです。ところが、専門性の高さですとか、どういった症状の患者さんを診ているのかによって、仕事内容がきついかどうかは、変わってくるでしょう。二年ほど前から、病院事務として勤務しております。日常的に、仕事上で看護師の方と接することはあまりないのですが皆さんいつも忙しそうです。特に家庭のある方は、夜勤もしながらの育児はハードだと思います。でも、私が思ったよりも臨機応変に動いておられることを感じたのは、忘年会の時に子供を連れてきている看護師さんが少なくないんですよね。先生達も、歓迎している様子でしたし、和やかで楽しい会となりました。職場で担当する業務により、作業の内容がまったく変わってくるのが看護師です。という訳で、例えば病棟勤務をこなしてきた人なら、別の仕事先に移ったとしても、慣れている病棟勤務になりやすいようです。あるいはまた、特に採血が得意であるなど、できることを雇用者に知らせておけば、考慮され、それを活かせる職場配置となるはずです。ですから例えば「夜勤が平気で気にしない」という場合は、ほぼ病棟勤務ということになるでしょう。そうした仕事の中身により、給金の額も増減することを視野に入れつつ、希望する点を相手にしっかり伝えるのが、双方にとって有益なことです。普通のサラリーマンやOLと違い、看護師の仕事時間は交代制で夜勤があります。規定通りの休みをとることはもちろんできるのですが、それにしたって大変な仕事ではあるため、結婚や出産といった節目に辞めていく人が引きも切らず、働き盛りの看護師が辞めるのは、職場としても頭の痛いところでしょう。出産し、子育てを始めるとなるとそれこそ24時間保育可能な預け先を見つけ出せないとほぼ、夜勤に出るのは無理でしょう。とは言え、近年においては職場に戻ってきたりする人もじりじりと増えていっているようです。病院での勤務というと、病棟勤務と外来勤務がありますが、外来勤務の良い所というと、日勤だけ、という部分が大きいです。特に子育て中のナースにとっては大きなメリットです。それに加えて外来勤務においては、土日や祝日がカレンダー通りに休みになります。夜勤もありません。忙しいかどうかは、病院や、診療科によっても違ってきますが、特に大病院や、人気の診療科などがあると大勢の人で待合室が飽和状態になるほどで、てんてこ舞いになりますし、待ち時間の長さのあまり、クレームを入れる患者もいます。外来勤務で働く上で、必要となるスキルがどういったものかはどの診療科で働いているか、どういう病院かによって大きく違ってくるはずです。看護師の資格のある人は法律では、仕事内容として、医師の診療補助を行うと規定されているのです。基本原則として、医療行為を行うということは認められていないのが現状ですが処置が可能な場合もあり、医師から指示を受けた時がそれにあたります。ですが、患者さんの容体が突然変わってしまったり、一刻一秒を争うような事態になった時には、キャリアのある看護師には医療行為も少しぐらいは認められてもいいんじゃなかろうかという風に感じています。看護師の勤務は交代制ですが、それ故に、多くの病院では、申し送りを行っています。その日その時、担当していた患者さんについての情報であったり、その他報告しておくべきいくつかの事項を勤務終わりの人が勤務始めの人に話します。患者さんに関する重要な情報ですから、相手に間違いなく伝わり、わかってもらえるよう丁寧に話すことが大事です。業務に就いている人間が少なくなる時間を極力作らないように、手早く済ませる技量も求められます。転職を希望する看護師の、その理由を聞いてみるといろいろな答えが返ってきます。看護師の需要は高く、引く手あまたといっても良いほどであり、ですから、求人だってもちろん多いです。今、働いている仕事場では給料が相場より遥かに安かったり、人が少なすぎて全然休むことができない、というように、転職に至る理由は、人それぞれ事情があるようです。そして、今より良い環境を求めて転職したいのでしたら、できれば給料とか労働条件だけではなくて、そこの評判や噂なども知ることばできれば、なお良いでしょう。最近では男性も増えていますが、女性が看護師として働いた場合、その他の職業と比べて待遇がいいのも事実です。そういったことが起因しているかは定かではありませんが、着飾った人が多く見受けられます。そうはいっても、看護師といえば大変多忙な仕事でもあります。ほとんど休めない様な病院もあって、お金を使う時間がなく貯まるばかりといったケースもよくあるみたいです。給料と休みの釣り合いのとれた職場を選択するのが最もいいと思います。少々昔の話ですが、看護師といえば極端に労の多い仕事であるという風に人々に捉えられていたようです。でも、今現在においては、困難さがあるのは職業柄当然として、看護師はそれに相当する給金の獲得が可能であることを、知らない人はあまりいないはずです。看護師の手にする給料というのは、女性が筆頭の稼ぎ頭となって、世帯の維持が可能なほどなのです。そう、つまり看護師はかなりの高給を期待できる仕事なのです。